ダイヤモンド・ヘッドの裾野に広がるカピオラニ公園はヨガ、ウオーキング、芝生で横になったり,週末は子供のサッカーの練習や誕生日のイベントを開催したり、人々が集い思い思いに過ごす場所です。今回は車椅子ご利用の方やベビーカーご利用の方がカピオラニ公園を楽しんで頂く為に経路、見所、風景そして公園内のトイレの場所や設備をご紹介します。
始めにワイキキ中心から公園迄の経路をご案内します。カラカウア大通りの海側の歩道がオススメです。信号機を気にせず、道幅も広く急な傾斜もないです。
山側の歩道は信号機が多く交通量もあり、多少の段差があります。
サーフィン小僧の銅像が見えたらカピオラニ公園の入り口です。
注意:公園内は日陰もたくさんありますが、日差しが強いので熱中症対策で帽子や飲み物を常備して下さい。(自動販売機は設置されていません。)
1:公園の歩道 2:トイレ 3:施設や見所を下記の地図でご案内します。
1:まずは公園内の歩道からご案内します。
地図上の❶❷❸が歩道です。公園を取り囲むように設けられており、車椅子、ベビーカーが通る道幅も十分にあります。
歩道❶(紺の線)は公園入口から戦争記念水泳場迄の海沿いの道です。短いですが潮風を感じられ爽快です。
歩道❷(赤の線)は公園の外側を取り囲んでいます。ゆっくりウオーキングで一周1時間ぐらいです。
❸(黒の線)は公園の内側にある歩道です。
2:次はトイレの場所をご案内します。
地図の❶から❼です。使いずらい場所もありますので順番にご案内します。
設備は新しくはありませんが、すべてのトイレで車椅子がご利用でき、トイレットペーパーも備わっています。清掃は朝6時より順番に行なっています。
注意1:便座シートや手を拭くペーパーはありませんのでご自身でご用意ください。
注意2:おむつ交換台は備わっていません。( 現地の人は芝生に敷物をしいて交換するそうです。)
注意3:安全の為に2人以上で入るのをお勧めします。荷物は手元に置いてください。
❶は公園入り口にあります。ビーチ帰りに使う人が多いので多少混み合います。
❷は建物が3つ並んでいて女性、男性と個別の建物となっています。通路が広々としていますので使いやすいと思います。(もう一つはカフェです。)
❸は建物までは行きやすいですがトイレの中は狭く出入りするのにやや大変です。
❹は駐車場に近い場所で、使用する人もおおいです。通路も広めなので出入りは楽です。
❺は建物まではなだらかなスロープですが、やや道幅が狭く、スロープと芝生の境目に段差があり多少使いずらさを感じました。
❻はトイレ迄は道幅がありますが、トイレの中が狭く出入りがやや大変に感じました。
❼は公園内の奥にあり、トイレの個室の数が一番多いです。
3:最後に公園近辺の施設や見所をご案内します。
公園の入り口付近にホノルル動物園があります。特徴は自然に近い状態で飼育されている点です。ぜひ散歩の後に立ち寄ってみてください。動物園の前のバニヤンツリーは巨大で大人も根っこの所を通り抜けて遊んでいます。
歩道❷の中程に水族館があります。子供も大人も珊瑚礁に生息する生態系を間近に観察できる貴重な展示が多いです。( 2021年7月1日より再開します。)
歩道❶を進んでいくと戦争記念水泳場があります。
オリンピックの競泳で三つの金メダルを取ったデューク・カハナモクが水泳の練習をしていた海水プールです。現在は老朽化の為、閉鎖していますが金網越しに海水プールを見る事ができます。
トイレ❷の建物の海側の遊歩道沿いにはオープンエアーのベアフット・ビーチカフェがあります。散歩に疲れたら海が見える絶景カフェでお食事はいかがですか。
トイレ❹の近辺にはワイキキシェルがあります。会場内には気持ちの良い開放的な空間で、ハワイの風を感じながら音楽を楽しむことができる野外コンサート会場とコダックフラショーがあった会場があります。(現在は他のイベントで使用)
もう一つカピオラニ・バンドスタンドです。ウクレレ、フラダンス等のイベントが行われる場所です。
トイレ❼の近くにはバニヤンツリーの木があり上を見上げるとトンネルみたいになっています。
私のおすすめは朝です。早起きしてダイヤモンドヘッドに上がる朝日を楽しんでみるのはのはいかがですか。
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