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オヒアレフアの伝説 

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ʻŌhiʻa lehua

ハワイ島の島花にもなっているオヒアレフアʻŌhiʻa lehuaです。ハワイの固有種でハワイ全域で見かけることができます。

 オヒアは木で、レフアはこの木に咲く花のことを言い、一般的には赤い色ですがピンクや黄、白もあり、フラを踊る時の特別なレイ等に使われます。

特に多く見られるのがハワイ島キラウエア火山の周囲です。こちらの写真は2015年の2月に撮影したものです。

多様性があって生息する土地に順応性があり、過酷な環境である溶岩の中にも一番最初に芽を出し、力強く生えてきます。

ハワイでは昔から自然のものに神々が存在すると信じられて来ました。中でもハワイ島キラウエア火山に住むとされている火山の女神ペレはとても情熱的で嫉妬深く、怒ると火山が噴火をすると言われています。

今日は昔から伝えられている女神ペレとオヒアレフアのお話をご紹介します。

その昔、ハワイ島プナの地に、オヒアと言う名のたくましい男性とレフアと言う美しい女性がいました。2人は恋人同士でとても愛し合っていました。ある時、女神ペレはオヒアを見かけて一目惚れをします。ペレは長い黒髪の女性に変身してオヒアの前に現れ、彼の心を奪おうとしますが、オヒアはペレの誘惑を断ります。自分の思い通りならず、2人の絆を引き裂くことができなかったペレは激怒してオヒアを木に変えてしまいました。愛する人を失ったレフアはオヒアの木の前で悲しみ、何日も泣き続けます。可哀想に思ったハワイの他の神々がレフアをオヒアの木の赤い花に変えて、2人の恋人が永遠に一緒になるようにしました。(同情したペレ自身がレフアを花に変えてしまったと言う説もあります。)


今でもレフアの花を摘むと雨が降ると言われています。これはオヒアから引き裂かれてしまうレフアの涙とされています。

これはロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブに咲いていたオヒアレフアです。

土砂降りの雨が2日間続きましたが、今日はシェラトンワイキキホテルとロイヤルハワイアンセンターの間に黄色いオフィアレフア(レフア マモ)も見つけました。

永遠に結ばれた木と花。可憐に美しく咲き誇っていました。

MOMO🌈

(撮影は一部を除いて2021年3月です)