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ヘルモア物語とロイヤルハワイアンホテル

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Royal Hawaiian Hotel

ワイキキの中心に「太平洋のピンクパレス」と言われるロイヤルハワイアンホテルThe Royal Hawaiian,a Luxury Collection Resort があります。ワイキキで3番目にできた歴史のあるホテルです。

ロイヤルハワイアンホテルの建っているあたりからロイヤルハワイアンセンター、シェラトンワイキキ、ハレプナワイキキ、そしてハレクラニホテルのあたりの敷地は、その昔「ヘルモア」Helumoaと呼ばれていました。

By Salomon Enos’ (Royal Hawaiian Center)

「ヘルモア」に広がるタロ芋畑。酋長と家族の絵。

古代のオアフ島の酋長「マイリクカヒ」Ma’ilikūkahi の時代から始まり、後のオアフの酋長「カクヒへヴァ」Kakuhihewa は水の豊かな美しいこの土地をとても大切にして愛しました。

ある日のことです。酋長「カクヒへヴァ」の前にパロロの丘から、神の使いである一羽の雄鶏「カアウヘレモア」Ka’auhelemoa が飛んできました。その鶏は激しく地面の引っ掻くと彼の目の前から飛んで行ってしまいました。

これが「ヘルモア」の名前の由来で、ハワイ語で「鶏が引っ掻いた足跡」と言います。

By Solomon Eno‘ (Royal Hawaiian Center)

ロイヤルハワイアンセンターには酋長「カクヒへヴァ」と雄鶏「カアウヘレモア」の出会いの絵が掲げてあります。

そして酋長「カクヒヘヴァ」はこの足跡の土地にニウNiu(椰子)の木を植えて、その数は1万本にもなりました。

1795年にカメハメハ一世はオアフを征服し、この「ヘルモア」に家を建てます。「クイヘラ二」Kuihelanと名付けられた家は王家に代々引き継がれ、「ヘルモア」はハワイ王朝ゆかりの場所となります。

1927年、ロイヤルハワイアンホテルが創業されました。当時の写真を見ると、まだニウNiu(椰子)の木が沢山残っています。

1930年頃のロイヤルハワイアンホテル

現在のロイヤルハワイアンホテルの中庭「ココナッツグローブ」Coconut Grove では当時を思い描かせてくれるような木々が並んでいます。どこからか鳥のさえずりが聞こえてきて優しい風が吹いています。

中庭のお花です。

レッドジンジャー

ヘリコニア

はまゆう(左)とピンクジンジャー(右)

散歩をしていると気品があって荘厳な空気が漂っているのを感じます。ハワイ王朝時代の人々が愛したこの場所は美しい花が咲いており静かな時間が流れています。

(撮影は2021年1月末です)

MOMO🌈