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ハワイの伝説 ナウパカ物語

作成日:2022.09.07 / 最終更新日:2022.05.27

<この記事は2021年3月~7月時点の情報です>

 

ワイキキビーチで、白い花びらが半分しかない小さな可愛い花を見つけました。

花の名前はナウパカ”naupaka”です。海の近くで咲くのは、

ナウパカ・カハカイ(ビーチ・ナウパカ)”naupaka kahakai”と呼ばれています。

山に咲くのはナウパカ・クアヒウィ(マウンテンナウパカ)”naupaka kuahiwi”。

こちらはハワイの固有種です。海のナウパカの一部が山に移動し、品種が進化したものです。

ハワイの伝説では、ナウパカにまつわる話がいくつかあります。

ここではそのうちの2つをご紹介します。

昔、カウアイ島にハーラウ(フラダンスの学校)がありました。

卒業式(ウニキ)の前に、男と女が法律(カプ)を破り

フラダンスの師匠(クム)の怒りを買い、追われることになりました。

二人はリマフリ川やマニニホロ洞窟を渡り、山と海に別れて逃げたが、最後には捕まって命を絶つことになります。

彼らが亡くなった場所には、半円形の白い花が咲くという話です。

こんな話もあります。火山の女神ペレは、ある人間の男性に一目惚れします。

しかしこの男性には恋人がいました。

このことを知ったペレは激怒し、2人を別れさせようと、

火山を爆発させ、溶岩を投げつけて追いかけます。

ペレから逃れるために、男性は海に、恋人は山に逃げて二度と会えなくなってしまいます。

二人は引き裂かれ、やがて花びらが半分しかない白い花になりました。

海の花と山の花、2つの花を見つけて合わせると、恋人同士が結ばれると言われています。

また、長い間離れ離れになっていた恋人たちが再会して涙を流すとも言われ、

2つの花を合わせると雨が降るとも言われています。

海のナウパカは、ワイキキビーチを歩いているとすぐに見つけることができます。

花と一緒に白い実をつけることもあります。塩害に強いため、

海岸近くに砂防用(飛砂や潮風の被害を防ぐ)

として植えられています。

ずっと山のナウパカを探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。

見つけた時は、本当に嬉しかったです。

可憐なナウパカの花は太陽の光を浴びて力強く咲いています。

ハワイにお越しの際、ぜひ探してみて下さい。

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