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ハワイ特集
ハワイの平等院テンプル
作成日:2022.08.11 / /最終更新日:2022.05.25

<この記事は2021年6月5日時点の情報です>
ハワイ州は、州民の55%がワクチン接種を終了することを見越して、
6月15日から「ワクチンパスポート」プログラムを拡大します。
ハワイでワクチンを接種した人については、アメリカ本土からの帰国時に検査を受ける必要がなくなります。
同時に、州民のワクチン接種率に応じて渡航制限緩和計画も発表されました。
イゲ知事によると、ワクチン接種率が70%に達した場合は、すべての渡航制限が解除されるほか
企業への規制やマスク着用義務も解除されるとのことです。
現在、マスクが不要なのは屋外活動の場合のみとなっています。
今回は、久しぶりに訪れたオアフ島の平等院鳳凰堂をご紹介します。
この建物は、1968年にハワイへの日本人移民100周年を記念して、
オアフ島カネオヘ地区にある「バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアル・パーク」という
民間の公園墓地の一番奥に建てられたものです。
入口のゲートをくぐると、ヤシの木が並ぶ道に沿って広大な墓地が広がっています。
この墓地には、韓国人、中国人、ポルトガル人など、
宗教や人種に関係なく様々な人々が埋葬されています。
十字架が掲げられていたり、日本式のお墓もあります。
ハワイ平等院は、宇治平等院の約3分の1の大きさで、
鮮やかな朱色の外観をしています。
背景にはコオラウ山脈がそびえ立ち、とても神秘的だと思いませんか?
建物の中には約3mの阿弥陀如来坐像が鎮座しており、何度訪れてもその荘厳な姿に心を打たれます。
明治維新の頃に日本から船でやってきたご先祖様に思いを馳せて手を合わせました。
この仏像は日本の彫刻家、乾増造氏によって製作されました。
平等院の周りには日本庭園があり、庭園の大きな池には大きな錦鯉や黒鳥が優雅に泳いでいます。
池の横には鐘撞き堂があり、誰でも自由に鐘を鳴らすことができるので、私も記念に鳴らしてみました。
鐘の音がコオラウ山脈に響き渡り、厳粛な気持ちになりました。
コロナ禍で日本への一時帰国も、ままならない現在ですが、
ハワイにいながら日本とハワイの両方を感じることができた特別な一日になりました。
皆さんも次のハワイ旅行では、ちょっと変わった体験をしてみてはいかがでしょうか?
きっと、もっとハワイが好きになると思いますよ。