＜この記事は2020年10月上旬時点の情報です＞

ナウパカ

ナウパカ・カハカイは海の近くで育ち、ハワイの伝説ではナウパカ・カウヒワは山の中で育ったとされています。

伝説によると、ナウパカは王族のお姫様で、漁師のカウアイと恋に落ちたとされています。
ナウパカは庶民を愛することを禁じられていたため、カフナ（僧侶）に「彼と一緒になれませんか」と頼みましたが
カフナには何もできませんでした。

二人は神々に祈りましたが、暗雲が立ち込めて二人を圧倒し、ナウパカは、自分たちには何もできないことを知りました。
ナウパカは髪の毛の花を取り、半分にちぎってカウアイに渡し、海に行って漁師になれと言いました。
ナウパカは山に逃げ込み、一生ひとりで生きていくこととなりました。
２つの花を合わせると「カハカイ」と「カウヒワ」が再び一つになります。

ナウパカ・カウヒワは、ハワイ島の固有種で、標高250～2,600フィートの低木地や森林の乾燥した尾根に生えています。
ナウパカ・カハカイは太陽を必要とし、乾燥、風、塩水、暑さにも耐えることができます。
カウヒワとカハカイは1年中成長し、寿命は5年と言われています。