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ハワイ特集
プリンセス•カイウラニメモリーズ
作成日:2021.12.20 / /最終更新日:2021.12.07

<この記事は2020年1月時点の情報です>
今回は”プリンセス・カイウラニホテル”の歴史について少しご紹介したいと思います。
プリンセスの名前はビクトリア・カイウラニ。
父はスコットランドの実業家で、母はカラカウア王の妹にあたります。現在のプリンセス・カイウラニ・ホテルは、王女が幼少期を
過ごした家の入り口(ドライブウェイ)だったそうです。
子供の頃は、乗馬や水泳、サーフィンを楽しみ、大好きなバニヤンツリー、50羽の孔雀、ピカケ(ジャスミン)の花に囲まれた庭で過ごされました。
しかし、彼女が11歳の時に母親が亡くなると、女王教育を受けるため13歳でイギリスに渡ります。
16歳でハワイの王位継承者に指名されましたが、18歳の時、ハワイ王国は滅亡してしまいます。
ハワイのために奮闘しましたが、18歳の時、ハワイ王国は崩壊し、アメリカ合衆国の支配下に置かれることとなりました。
そして22歳のとき、ようやく故郷のハワイに戻ることができましたが、これまでの苦労が彼女の健康をむしばんでいきました。
友人たちとハワイ島で乗馬をしていたとき、嵐に遭い、患った風邪をこじらせ、23歳の若さでこの世を去りました。
そのとき、彼女が飼っていた孔雀たちが一斉に鳴き叫んだと言われています。
カイウラニ王女が亡くなってから120年が経ちましたが、ハワイの人々は今でも最愛の王女に敬意を払っています。
彼女の人生の物語は、ホテルのあちこちに飾られた肖像画によって語られていますが、どの写真にも笑顔はありません。
それは彼女が悲しいからではなく、一枚の写真を撮るのに長い時間がかかり、疲れていて笑顔になれなかったからだと思います。
たった1枚だけ笑顔の写真が、ホテルのどこかに飾られているのです。
(この写真ではありません。悪しからず。。)
笑顔のプリンセスを探しに、ぜひプリンセス・カイウラニホテルへお越しください。
ホテルの総支配人やスタッフは「ハワイは日本の皆さまをお待ちしております!」と言っていました。
現在、このホテルはクルーのためにオープンしているため、一般の人は入れません。
今回は、総支配人のオアさんから特別に撮影の許可をいただきました。
最寄りのJALパックアロハステーションは、プリンセス・カイウラニホテルの向かい側にございます
“モアナサーフライダー”ホテルに設置されています。
コロナが集結して、皆さんに笑顔でお会いできる日を楽しみにしています。
それまで、Aloha!