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海をまもろう~私たちにできること~

作成日:2021.10.15 / 最終更新日:2021.09.30

海は、地球の約7割を占めています。
地球の生命の祖先は、海で生まれて進化し、生きる環境を陸地に求めていきました。
また、海は海水を蒸発させて雲となり、やがて雨として大地を潤し、川の水となって再び海に帰るという循環を繰り返し
私たち生物にとって大きな役割を果たしています。

しかし、近年地球の自然環境と同じく、海もまた環境問題に直面しており
その一つが海洋ごみ(プラスチックごみ、マイクロプラスチックごみ)の問題です。
私たちに身近なプラスチックの多くは、石油を原料とした高分子化合物からなる物質です。
利便性の高い特性から、1950年代以降に大量生産が進み、私たちの生活に欠かせないものとなっていますが
反面、自然環境では細かくなっても、分解されないため、非常に長い期間自然界に残り続けると言われています。
これらのごみが海に滞留することにより、環境汚染や、人への健康被害だけでなく
海洋生物ににケガをさせてしまったり、誤飲により生命に関わる事態を招いてしまいます。

今回は、海を守るためにハワイで行われている取り組みの一例をご紹介させていただきたいと思います。

ビーチクリーンアップの開催

ハワイの海にも、多くのプラスチックごみ、マイクロプラスチックが漂流してきており
ビーチでも、残念ながら多くのごみを見かけます。
ハワイでは、このような現実に向き合い、美しい海を次の世代へ引き継いでいくために
NPO団体などが中心となって、海洋保全活動を行っています。

Zero Wasteへの取り組み

Zero Waste(ゼロウエスト)とは、言葉の通り、ごみをゼロ(0)にしていこうという世界中で広がっている取り組みのことです。
ハワイのショップには、エコバックやウォーターボトルだけでなく、マイストローや、マイカトラリー(ナイフ、フォーク
スプーン、箸)など、使い捨てではなく、繰り返し使うことで環境に配慮したアイテムを多く見かけるようになりました。
マイボトルを持ち歩く、買い物にはエコバックを使うなど、私たちの生活では、今や当たり前のこととして認識されています。
また、2020年1月から、スーパーやコンビニでのビニール製プラスチック袋の配布・販売を禁止するなど
海洋環境保全のための様々な条例も施行されています。

サンゴ礁にやさしい日焼け止め

美しい海を保つために、重要な役割を果たしているサンゴ礁。
海洋生物たちの住処やエサになるなど、海の生態系を守るうえで欠かせない存在ですが、近年、白化問題に直面しており
日焼け止めに含まれている特定の化学物質が原因の一因とされています。
ハワイ州では、2021年1月1日から、サンゴ礁に悪影響を与えるとされている化学物質(オキシべベンジン、オクチノキサート)を含んだ日焼け止めの販売を禁じる法案が施行され、サンゴ礁を守るための環境改善に取り組んでいます。

ハワイ州レスポンシブル・ツーリズム情報サイト『Malama Hawaii(マラマハワイ)』では、旅行者にできることとして
さまざまなご提案が紹介されております。是非ご覧ください。

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